フィラリアについて
蚊が媒介する寄生虫で、親虫は心臓の中に寄生します。フィラリア成虫寄生による目に見える症状が出てくるまでに、5〜10年を要し、症状(咳・すぐ疲れる・腹水・突然死)が出たときには既に対症療法で症状の軽減しかできません。しかし、予防をしていただくことでフィラリア成虫の寄生は免れます。
○フィラリア症の症状
いくつかの例では、散歩の途中に急に動かなくなり、数時間後に息を引き取る、といったものが見られます。これはフィラリアの急性症状で、成虫が心臓の中から後大動脈に移動し、静脈につまってしまった結果です。また、長年フィラリア成虫が心臓に寄生しているため、心臓が疲れてくると同時に、肺動脈の硬化・肥厚がおこり肺に血液中の水分が洩れ出てくるために咳がでたり、お腹に水がたまってきます。
○予防薬の投薬期間
4月下旬から11月 年7〜8回 薬の性質上、蚊がでてから1ヶ月後より飲ませ始め、蚊がいなくなって1〜2ヶ月後までです。通常4月末、または5月上旬よりはじめ、1ヶ月に1回、11月上旬まで投薬してください。9月頃に投薬をやめてしまわれたケースで感染しているものがいくつかありますので、ご注意ください。なお、前年度予防がしっかりできていたかの確認のための簡単な血液検査をお勧めします。
|